競争馬の見方、予想のポイントなど細かいところを解説していきます。

今の阪神競馬場はかなり荒馬場でパワータイプが比較的馬券に絡んでいる。そこを踏まえて購入したい馬を以下にあげる。

【シュネルマイスター】
父キングマンに似て筋肉にメリハリがあり特に肩がしっかりしているので、ブレのない走りをする。日本産の馬と比較するとかなりのパワータイプ。前走から短期間で体が大きくなっており上積みも見込める。本命候補。

【ダーリントンホール】
近走は結果が出ていないが、能力はかなり高いと考えている。スタートが悪いのが欠点だが最後2Fの末脚は他馬に負けないし競り合いにも強い。人気がないので3連馬券には是非入れたい一頭。相手候補。

【グレナディアガーズ】
後脚の筋肉の張りが目立つ。体が絞れて極限の状態といったところ。コース適正・馬場適正もありバランスが悪いのが欠点だが、マイル位の距離なら問題ない。相手候補。

時間がないので買いたい馬を簡単に。

【アカイトリノムスメ】
後脚の窮屈さがなくなってきてバランスの良い馬体になった。元々安定感があるのと距離に不安がないのが強み。戸崎騎手がこのコース苦手にしているのが気になる。一応軸候補。

【ランブリングアレー】
馬体にメリハリがあり、さすが友道厩舎といった雰囲気がある。距離に不安があるものの地力がついてきた今ならこなせると考える。相手候補。

【デゼル】
近2走結果を出してないが良血で地力は確かな馬。展開しだいではあるが後ろが有利な展開になればチャンスがあると考える。人気もないので狙い目。相手候補。

3強の様相で人気がはっきり分かれた。実力が出やすい東京芝2000mで行われるため馬券的に面白みに欠けるがまずは3強の考察をはじめます。

【コントレイル】
完成度の早い血統だけあって大阪杯の時点で馬体のピークに映った(やや太かったが)。仕上げに関しては休み明けの割に前走よりも絞れていて好感が持てる。前走は馬場がかなり悪かったせいもあって最後バテバテだったが、本来の力ではないと考える。去年のJCでみせたパフォーマンスを見せられれば勝利も見えてくるだろう。本命候補。

【グランアレグリア】
不安な点を3点挙げる。
①喉の手術
②距離
③馬体の緩さ
まず①について手術をしてから3か月しかたっておらず、調教過程での順調さに不安を感じる。
②について大阪杯でタフな馬場でコントレイルと差のないレースが出来たので問題ないと考える。
③についてバランスは良いのだが、少し太目で万全の仕上がりには見えない。
最後の末脚は確かなものを持っているので、東京コースは得意だが①・③の不安要素があるので馬券的に勝負に行けない。

【エフフォーリア】
ダービー時にもコメントしたように背中の状態が気になる。見た目では春より良化したように見える。調教量の割に馬体の張りが抜群でスピード面では春以上が期待できる。今回は古馬との対戦だが見劣りしない状態にある。不安面も考慮して相手候補。

その他の馬券内候補

【ポタジェ】
ディープインパクト産駒の割に成長曲線が緩やかでまだ伸びしろがありそう。夏を越して筋肉がパワーアップした。胴の造りがイマイチで、トップスピードが速いタイプではないが、スタミナをロスしづらい走法だし先行して粘れれば馬券内も。

【ユーキャンスマイル】
長い距離を多く使われているが、一昨年4着だったように東京芝2000mは向いているコースだと考える。理由の1つは後脚の造りで、4コーナーあたりから仕掛けても最後まで後脚を前へ運べるから。騎手に不安があるので馬券に入れるか迷うが。

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